
南極で新型コロナ大規模感染
これまで南極は、新型コロナウイルスの感染が及んでいない最後の大陸だった。しかし、
南極大陸の最北端にあるチリ軍の研究基地で、36人が新型コロナウイルス感染が発生した。
南極大陸最北端のトリニティー半島にあるチリの研究施設ベルナルド・オヒギンス・リケルメ基地は20日、同基地に滞在する兵士26人と職員10人が、新型コロナウイルス検査で陽性と判定されたことを確認した。
オヒギンス基地の人員は隔離され、衛生当局が経過観察を続けている。これまでのところ、新型コロナウイルスに伴う合併症は発症していないとチリ軍は説明している。